こんにちは。エマンエマン清水です。
今日は、少し近況を交えながら「私の気づき」の記事を書いてまいりますね。
私とご縁がある方は、私と似たような性格の持ち主。
きっと参考にしていただけると思います。
先日、1週間ほど寝込んでしまいました。
サロンを立ち上げて13年。
私の体調不良でご予約お日にちの変更をお願いしたのは今回が初めてです。
胃が痛い!!
最初は、やばいな…と感じていました。
どうしてもご予約をお断りするのが嫌で、冷や汗かきながらお仕事していたのですが、終了と同時に倒れ、夜中には、のたうち回るほどの痛さで、無理!!となってしまい、お休みさせていただきました。
お客さまには、ご理解いただき変更を快諾下さり心から感謝申し上げます。
原因はわからず、まだ検査が続きますが、昨日から徐々に動けるようになってまいりました。
寝込んでいる間、色んなことが頭を駆け巡りました。
「自己責任」
「努力不足」
「こんなことになるなんて私はまだまだ」
どうやら、私の頭の中はこういった言葉でパンパンになっていたようですね…(;’∀’)
私を苦しめていたのは、自分を責めること→自己否定だったと気づきました…
私は、一番に自己責任ってやつが恐怖だったようです。
- メンテしてないからだよ
- 病気になるのは自己管理の甘さ
- プロ意識に欠ける
これ指摘されるのが死ぬほど嫌!その思いが知らず知らずのうちに自分にムチ打っていたようですね。
そして、こんなことになって申し訳ないっていう気持ち
- 頼りにするのは申し訳ない
- 迷惑かけるのは申し訳ない
- きっと迷惑がかかるだろう
痛いのと、情けないのと、申し訳ない、というので泣いちゃうほどでした。
自分で自分のことを悔しいなんて思っちゃいました。
いかがでしょうか?
皆さんも、こんな風に思ったことがあるのではないでしょうか。
それと、皆さんも「私なんてまだまだ努力が足りない」って思っていませんかね~?
- 努力しないと!
- 継続しないといけないっ!
- こんなんだから○○ができないんだぁ…
- 挙句、今こんな状態…自己嫌悪
はい!自己否定のオンパレード。
これって、私もかなり思っていること。日常ね。
以上のようなことを思っている方は、間違いなく自分に厳しい。
だから、無理して自分の身体にムチ入れがちです。
そして、他人にも厳しい。
私も耳が痛いっ。
なぜこのような記事を書いているかと言うと、看病してくれた長女に言われ、めちゃめちゃ気づかされたことがあったからなのです。
少しばかりお話を聞いてくださいね。
私の長女は「馬」が好きなんです。
ギャンブル(競馬ね)が好きなのではなくって、単純にお馬さんが好き。
それで、サラブレットにまつわる話をしてくれたのです。
「ママ知ってる?
お馬さんって一つのレースで鞭入れる回数決まってるんやで?
鞭入れ過ぎたら減点・失格になるんやで?
お馬さんて、ある程度の鞭は発憤にはなるんやけど、入れられ過ぎたらヘソ曲げるし走るのイヤになるんやで?
お馬さんてね、褒められるのが大好きでメンテしてくれる調教師さんのことだーーーい好きなんよ。
上手な騎手の人ってね、絶妙のタイミングで鞭入れるんやで?」
って教えてくれました。
ふーんそうなんや。って聞いてましたが…
「ママは自分の身体と心にムチ打ちすぎやと思うよ。
人間もムチ打ち過ぎたら走れなくなるんだよ。
はたから見ててもめっちゃ努力してるな、
大変やな、無理してるなって
わかるくらいやのに、当のママ本人が気づいていない。
ママさぁ~言い訳すること悪いことって思い込んでない?
私はママが言い訳してるの見たことも聞いたことないから、もっと言い訳したらええのにって思う。
ママは私たち子どもの言い訳は、事情として否定せず聞いてくれるから、自分で自分に言い訳するのは私はアリやと思てる。
でもね、ママは時々
『言い訳になるかもしれへんけどな』
『甘えかもしれへんけどな』
って言うやん?
それって、結局、言い訳は罪って思ってるからちゃう?
それに、言い訳するのって甘えてるって思ってるかもしれないけど、違うと思うよ?
自分で自分に言い訳するのは、自分が自分の最大の味方になることやと思う。
私はママにそう教わったけどな。」
「えっ?ちょ、今何言った??
あたしって大変なん?
あたしって無理してるん??
あたし自分にムチ打ってるん???
てか、あたしそんな良いこと子どもに言ったん????
けど、言い訳は甘えやと思ってるで…」
と、即答しました、笑
確かに、私は「言い訳しない」ってことをこれまでやっていました。
- 言い訳するのは甘え
- これは言い訳になる
- だから言い訳しない
皆さんのなかにも、こういう考えの方多いのではないかな~と思います。
単純な話ですが、もし、私が自分で自分に対して言い訳できていたら。
「あたし、つらーいこといっぱいあったし、おかしくなって当たり前やわ~」
「ちょっと休も♪頼っちゃお♪♪甘えちゃお♪♪♪」
ってなっていたと思います。
でも、これまでは、言い訳しないしできなかったから
「あかんあかん!
あたしまだまだやし、努力が足らんからや!
甘えはあかん!
体調崩すなんて、自己管理ができてないからや~!
過去のあれがあかんかったや!
怠けたからや~
あれやったからや~
これやったからや~
こんな私やからあかんのや~
罰や罰。怠けた罰や~
こんなんやったらまた辛いことおきるー
はよ治さな!気力で治そ!」
とかでいっぱいになって、ムチ打っちゃってた…打ち続けちゃってた…
あれ?
私、めちゃくちゃムチ打ってるじゃないか!!
自分で自分の味方にならず、攻撃してるやないか!
怖いことばっかり考えているやないか!
あぁ自分を責めるってこういうこと!
そういうことなのか!
と気づきました。
そこで、じっくり考えてみました。
(お布団の中で泣きながらデス、笑)
自分で自分に言い訳するってことは、
辛く可哀想な状態になっている自分に味方すること
なんだと思います。
だから、
- 自分の頑張り認められて
- 自分を褒めることができて
- 自分を大切にすることができて
- 自分を愛する事ができる
ってことになるんだな~と気づきました。
そして、自分に厳しい人って他人にも厳しいと書きましたが、
皆さん、自分の良さがわからないっていう共通点があるのです。
自分の良さがわからないから、他人の良さもわからない。
でも、実は、他人のことはよく見えるっていう優れた特技をお持ちなのです!
じゃあ、証明しますね。
私は、皆さんのライフスタイルや外見、心の状態、身体やお肌のメンテナンスをするお仕事ですよね。
これは、人のことが見えないとできない仕事ですよね。
そして、私のお客さま方は、皆さん頑張り屋さんで努力家で愛情豊かな方々!
なのに、自分は全然できていない!ダメな私…って主張する人が多いのです。
いや~どれほど自分の良さわかってないねん!って突っ込みたくなるくらいなのです。
(よく突っ込んでますが)
でもですね~
「先生くれぐれもご無理なさいませんように」
ってことをよく(必ず)私に言ってくださいます。
先生大変ですね~って
先生いつ寝ていらっしゃるのですか?って
心配ですって
先生いつも研究熱心で心打たれますって
先生熱い方ですもんねって
こんなご時世じゃなかったら、先生の元に飛んで馳せ参じたいって
気遣ってくださるんです。
私は「寝てないの!大変だ!しんどい!」とかをあまり表面には出さないのにですよ?
意識して出さないようにしているのにも関わらずですよ?
私はどれだけお客さま方からの気遣いに助けられてきたか!
こんな素晴らしい気遣いと思いやりをお持ちだということは、人の痛みが理解できるということ。
そして、大変なんだろうなぁって想像できる方だということ。
人を喜ばせることが出来るということ。
これって、人のことが見えていないとできないことなんです。
ね、自分責める自分に厳しい性格って方々って人のことがよく見えているでしょ?
証明おわかりいただけましたか?
さて、私はずーっと、私が倒れたら全て「困る」状態になるからと思って、気を張って生きてまいりました。
妻として母としてセラピストとして経営者として「しっかりするんだ!」という姿勢でやってきました。
環境や立場、取り巻く環境は違うけど、こんな風に気を張って「しっかりしなくちゃ!」って生きている女性は多いと思うのです。
だから、皆さんに申し上げたいのです。
言い訳しない、言い訳は悪い事、言い訳は甘え、これを私と一緒にやめましょう。
自分自身にいっぱい言い訳をして、自分を自分の味方にしましょう。
自分を褒めることを覚えていきましょう。
そして、自分を大切にするという愛をたっぷり注いでいきましょう。
私と一緒にやっていきましょう!
私には、基本的に病気や体調不良・試練や辛さ苦しみは「神さまからのプレゼント」という考えがあります。
今回の体調不良でお休みをさせてもらい、考えさせられ気づかせてもらえた良い機会でした。
ありがとうございます。
プレゼントしっかり受け取り、違った形になるかもしれないけど、皆さんにお裾分けしていきたいと思います!!
どうぞ、私の気づきが皆さんのお役にたてますように。