こんにちは。
エマンエマンの清水です。
6月、長いお休みをいただきバカンスに出かけて参りました。皆さまには、発送やご予約の件でご迷惑をおかけしました。
そして、7月は東京出張サロンにも行ってまいりました。お蔭様で満席でたくさんの皆さまとお会いすることができました。ありがとうございました。
さてさて、バカンスと聞くと「遊ぶ」ってことで、「いいご身分ね~」となりません?
「あたしなんてさー、バカンス行けるようなご身分じゃないしっ・・・」って思われる方多いのではないでしょうか。実は、私もそう思っていたんですよね・・・
そんなご身分じゃあない。
だって、息子は大学受験だしーーー学校あるしーーーお弁当作らなあかんしーーー仕事を放っておけないしーーーと思います。
まだまだ、私は遊んだらあかん!そんな身分じゃないっ!って思っていました。
私は、結婚してから、旦那抜き子ども抜きの旅行、夜の女子会や飲み会にはほとんど行っておりませんでした。ずーっとずーっと、仕事と家庭を中心に考えていまして、、、
そんな私、もう「パンク」寸前でした(汗)
そこで、思い切って旅に出ることにしたんです。南国で、ヴィラ&スパでボーっとする旅。何も予定を決めずその日にやりたいことをする。
お蔭で、心の健康を取り戻して日本に帰ってこれました。
そこで、今回はちょっと思うところがあって、「苦行・修行」についてを記事にしたいと思います。
とにかく、皆さん苦行や修行が好きですね・・・
サロンでのカウンセリングや有料カウンセリングで必ず出てくるのが、
- ○○ってどうなのですか?
- ○○ってしても良いのですか?
- ○○しなきゃいけないんですよね?
- ○○な私ってホントだめですよね?
という、恐る恐るのご質問です。
私が、誰にそんなこと聞いたのですか~?と聞くと、たいてい、美容コンサルさんや美容ブロガーさんのお名前が挙がります。
どなたも一度は口コミ美容をやってみたり、テレビで放映された美容法をやってみたり美容カウンセリングや美容コンサルティングを受けたことがあるという経験があるようです。
その経験談を、私は興味シンシンでおききするのですが・・・あらら、、、って感じ。
よくよく聞いてみると、苦行系修行系の多いこと・・・そして、縛りが多い!!
- 規則正しい生活
- 断捨離
- 何も持たない暮らし(ミニマリストって言うの?)
- 瞑想
- 運動の継続
- 何とか入浴法
- 内分泌系へのアプローチ
- 断食
- オーガニック・ナチュラルなものの使用
- グルテンフリー
- 身体に悪いものを取らない
- 化学物質の排除
その中で、
- 自分を解放する
- 自分をよく知る
- 自分を認める
などが挙げられるようです・・・そこで、皆さん混乱されるようですネ。
いやーーー難しいわ。
難しすぎて頭こんがらがってしまうわ。
考える時間も足らないわ。
私は、以上のことを苦行・修行って言ってます。
ところで、苦行やって幸せになれました?
修行積んで良い恋愛や夫婦関係築けました?
皆さんの場合、結局やめちゃった・・・じゃあないでしょうか。
そりゃそうでしょ~と思います。
だって、苦行・修行は結果的に「自分を責める」ことに繋がりますからね。
私の場合、そもそも苦行や修行は全然続きませんでした。逆に苦行・修行に対してめちゃめちゃ怒りが湧いてしまいます。
私自身が、良い夫婦関係や幸せを自覚したのは、苦行・修行を止め始めた時くらいからかな~と思います。つまり、自分を責めることを止めてから、幸せを自覚できたってことですね。
それでは、ここから私の意見をバンバン出していきますよ。
ちょっと注目してください!
あのね、日本人って風土から来るものなのか、基本的にダウナーなんです。
全部悪い方へ考える、幸せ感が得にくい。そういう気質なんですよね。
つまり、今言われている「幸せ物質=セロトニン」っていうのが分泌されにくい。そういう気質なの。
ダウナー。これ重要です。こういう自覚が重要。認めてください。
それだけ知っておけば充分で、難しいことはいりません。「ふーん、そうなんだ」でOK。これで、あなたは自分を認めたことになります。
で、ダウナーな私たちによくあること、それは、思い込み・決めつけ・勝手憲法を作り出すこと。
- 努力=しんどい・苦しい
- しんどくない・苦しくない=ラクしている
- ラクしている=ずるい
- ずるい=悪
こんな風に思っていません?
そして
- 遊ぶ=怠け
- 怠け=ラクてしている
これもよくありますね・・・
そして、めちゃめちゃがんじがらめになっちゃってます。勝手な憲法作っちゃってしんどい思いされているんですよね…
勝手憲法がこちら
- 悪いと思われたくないから=ずるいことしてはいけない
- ずるいと思われたくないから=ラクしてはいけない
- 怠けてると思われたくないから=遊んではいけない
それが、いつの間にか
- 努力してると思われたい=しんどいコト・苦しいコトをする
- ラクしてると思われたくない=しんどい・苦しいことをする
- 怠けていると思われたくない=遊ばない
という、行動になります。
そして、私たちの心は
- 努力=しんどい思いをしなくてはならない
- 成功=ラクしてると成功しない
- 幸せ=簡単に手に入らない
という思い込みで満タンになっています。
基本的にこういう考え方が身についているもんだから、「キレイになるには苦行・修行が必要なんだ~」って思っています。
これって、文献なんかで書かれていることではなくって、皆さんからヒヤリングしたものです。もちろん私自身のことも含めて。いわゆる机上の空論ではなくって、現場から出てきた「間違った考え方の流れ」です。
それでね、こう思っている方々は、苦行・修行について書かれているものが大好きなんですよ・・・
- 「コレだけやればOK」みたいなものに飛びついて、そのコレがめちゃめちゃ苦行だったりする。
- 「自分を解放」とか「自分らしさ」とか心地よい言葉にとびついて、めちゃめちゃ修行的なことをやる。
目に留まったらすぐに実践するみたいですね。
苦行や修行って、自分をどんどん追い込んで自分を痛めつけることで、自分を高めるということなんでしょうけど。
これは、私たち特に女性には合いません。
高めるどころか「自分いじめ」に繋がるような気がしますね・・・
こりゃあ、あかん。
そもそもダウナー気質が苦行・修行するのは、自分イジメ、自分で自分の首しめているのと同じ。
自分をイジメまくって、自分の首をしめるもんだから、、、当然、苦行・修行の旅は終了。チーン。って感じです。
それだったら、チーンとなることをやめれば良いです。そう、苦行・修行をやめて自分イジメをやめましょう。
苦行・修行で自分を高めることはできないと思いますよ。どんどん自信喪失していくばっかり。
では、いったいどうすれば良いのか??
それは、美しくなるのに苦行・修行は必要ありませんヨ!【後編】へ続きます。